今回は精神科医の樺沢紫苑さんが書かれた
「精神科医が見つけた3つの幸福」を
私の感想を交えながら解説・ご紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- 人生がうまくいっていないと感じる人
- 自分の人生に充実感を感じない人
- 「幸せ」について知りたい人
この本の結論
・具体的な「幸せ」のイメージを得られる
・穏やかな日々の過ごし方がわかる
・人間関係の重要さがわかる
・「成功とはなにか?」と答えとその手順がわかる









本のおおまかな内容
「幸せになりたいですか?」
こんな質問からはじまった幸せについての本。
幸せを求め、目指せば目指すほど
日本人は不幸になってしまっている...
その理由を
脳科学を10年以上研究されてきた精神科医士の樺沢紫苑さんが
人間の「幸福」を
「セロトニン-健康」を司るホルモン
「オキシトシン-人間関係」を司るホルモン
「ドーパミン-成功」を司るホルモン
の、3つの分泌ホルモンの視点から解説し
又、幸せになるための具体的な方法を教えてくださっています。
また、多くの人が経済的な成功である「ドーパミン的幸福」を追い求めるなかで
セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福が土台になければ
経済的な成功は難しいと説かれています。
さらに、「ドーパミン的幸福」は飽きやすいので
セロトニン的幸福やオキシトシン的幸福と掛け合わせることで
より充実し、長続きする幸福が手に入れられると書かれています。
そのほかにも
幸福を感じやすくなるための具体的な例をたくさん書いてくださっていて
どれもすぐに実行できるものばかりです。
最後は親切と感謝がいかに重要で
幸福をもたらしてくれるか、
で締められています。






本を読んでみて自分に起こった変化
私はこの本を読む前は、
「幸せ」というけれど
どういう状態が「幸せ」なのか
具体的な答えを持っていませんでした。
しかし、
この本を読むことで
具体的な「幸せの状態」をイメージすることができ
着実にその状態へと向かいつつあります。
それと同時に、
さまざまな焦りや不安がなくなり
心身ともに落ち着いた生活を送ることができています。
昔から言われていることではあると思いますが
科学的に見ても、
健康と家族・友達は人生の土台でとても大事なんですね。
また、親切と感謝についても
深く触れられており、
その重要さを再認識しました。
以前にも漠然とですが、親切と感謝の念を持って
生きていた時期があり
その頃は穏やかで周りの人とも上手くやれていたように思えますが
いつの間にかその心を手放してしまって
それ以来周りの人と上手くいかないことばかり。
この著書を読み
気持ちを改めて、親切心と感謝の念を持って過ごしていると
自分のこころは穏やかになり
周りの人との関係もすこしずつよくなってきているように感じます。
今回は脳科学的な裏付けもあって
しっかり知識としても定着させつつ
これはセロトニン的幸福?
これはオキシトシン的幸福?
これはドーパミン的幸福?
のように自分が〝いま〟感じている幸福感について
仕分けをしながら
日々を楽しんでいます。
読むのと読まないのとでは
きっと大きな差になるような一冊。
ここでは書ききれないことがたくさん書かれているので
是非手にとって読まれてみることを多くの人にオススメしたい一冊でした。






この本の結論
・具体的な「幸せ」のイメージを得られる
・穏やかな日々の過ごし方がわかる
・人間関係の重要さがわかる
・「成功とはなにか?」と答えとその手順がわかる



