今回は世界的な自然療法士として知られているフランク・ラポルト=アダムスキーさんが書かれた
「腸がすべて」を
私の感想や実践から得た経験などを交えながら
解説・ご紹介をしたいと思います。
こんな方におすすめ
- 体調があまりよくない
- 健康な食生活を送りたいけど、どうすればいいかわからない
- 自分の作る料理に自信がない
この本の結論
・食べ物を食べてから排泄されるまでの流れがわかる
・腸の働き・機能の重要性がわかる
・具体的な食生活をイメージできる
・食べ物の適切な組み合わせがわかる







本のおおまかな内容
人の身体はすべて、「食べた物」から出来ている
血や骨・心・免疫力・髪の毛や爪の先に至るまで
私たちは自分が食べた物から出来ています。
その中でも「腸」は
私たちが病気になるのを防いでくれる強力な「免疫システム」を持っています。
しかし食べ物が溢れている現代において
その「腸」はとても汚れやすく
気に留められにくい存在になっていると記されています。
そんな病気を事前に防いでくれる「腸」の汚れを解消し
綺麗な状態を保つためには
食べる時間と食べ物の組み合わせが大切だと説かれています。
- 腸と食べ物を消化・排泄する仕組み
- 腸が汚れるとどうなるのか?
- 腸から見る世の中の食事法について
- 「理想的な腸」になるためには?
- 具体的な食べ物の組み合わせ
- 腸活から見るオススメの食べ物と効能
など、全6章から構成されていて
具体的なレシピも載っています。
もっとも力を入れて触れられているのが
食べ物の組み合わせ・食べ合わせです。
消化の早い「ファスト食材」
消化の遅い「スロウ」食材
どちらでもなく消化を促進してくれる「ニュートラル」食材
の3つのカテゴリーに分類されていて
「ファスト」と「ニュートラル」
「スロウ」と「ニュートラル」の食材は一緒に食べても大丈夫だけれど
「ファスト」と「スロウ」の食材を一緒に食べると腸を汚し、それが積み重なれば腸に汚れがたまり、病気の原因となる とされています。
おおまかな食材の分類としては
「ファスト食材」はフルーツ全般やトマトや唐辛子・かぼちゃ など
「スロウ食材」は肉や魚・野菜など、普段わたしたちが栄養源として食べている食材
「ニュートラル食材」は油やお酢・にんにくや玉ねぎなどの香味野菜やスパイス・ハーブなど
普段わたしたちが食べている美味しい料理のなかにも
ファスト×スロウの腸活的によくない組み合わせがあります。
例えば夏野菜カレーや、トマトソースのパスタやピザ
生ハムメロンなんかもよくない例として紹介されています。
今でこそ浸透しているものの、
多くの外来の食べ物が引っかかっているものが多いのですが
日本食は意外と引っかかっていない料理が多く
私たち日本人には比較的クリアしやすい内容になっています。
また、腸を休ませるために
食事間隔についても触れられていて
消化の早い「ファスト」の食事をした後は最低1.5時間
消化の遅い「スロウ」の食事をした後は最低5時間
は食事の間隔を空けるよう指示があります。







本を読んでみて自分に起こった変化と感想
この本を読んで私が大きく影響を受けたは食事のタイミングと内容です。
「ファスト食材」「スロウ食材」を使った料理・食べる時間をはっきりとわけることにしました。
具体的には
朝は8時頃、ファスト食材、主にバナナや林檎と珈琲 お腹を動かすのが目的
昼11時〜13時の間に、スロウ食材のみを使った料理で日本食、栄養価摂取が目的
夜は18時以降にファスト食材、こちらも主に柑橘系のフルーツや加熱調理したフルーツなど お腹を満たすのが目的
1日のメインの食事をお昼に持ってきて
軽食、つまりファスト食材で挟むという構成です。
これにより、何が起こったかというと
お昼の食事が本当に楽しみになったこと
1日1回の食事
前日からなにを食べようか?考え、用意をはじめたり
当日自分が「食べたい」という欲求に従ってしっかり作ったり
栄養価とバランスを考え、お惣菜を作り置きしたり
1日たった1回の食事だからこそ、集中して満足がいくまでしっかり食べる
そうすると自然と間食が減ったり
フルーツだけで満足できたりします。
その効果なのか
朝はいつも重かったお腹が最近ではすっきりしていて
日々の生活にもメリハリが出てきています。
日々がダル重かったり
体調が優れない
物事が上手くいかない
日々の食事が気になる方に、是非手にとって読んでいただきたい一冊です。














この本の結論
・食べ物を食べてから排泄されるまでの流れがわかる
・腸の働き・機能の重要性がわかる
・具体的な食生活をイメージできる
・食べ物の適切な組み合わせがわかる
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